漫画のサブスクはとても便利で、スマホ一つでいつでも作品に触れられる魅力があります。
ただ、気がつくと複数のサービスに登録していて読みきれなかったり、他に利用したいアプリが見つかったりして解約を考えることもあります。
何度か解約を経験しており、そのたびに「ちょっと分かりにくいな」と感じたことがありました。
そこで今回はブック放題、コミックシーモア、ebookjapanの解約方法をまとめつつ、注意点や実際に感じた体験を交えて紹介していきます。
ブック放題の解約方法と注意点
ブック放題は雑誌も漫画も幅広く楽しめるサービスで、最初に契約したときはその充実ぶりに感動しました。
ところが、一定期間利用すると読みたい作品が一段落し「そろそろ解約してもいいかな」と思う瞬間が訪れることもあります。
ここでは、実際の解約方法や注意点を、体験を交えて詳しく紹介します。
ウェブ(ブラウザ)からの退会方法
ブック放題の解約はアプリからは行えず、必ずブラウザから公式サイトにアクセスして手続きをする必要があります。
私は最初にアプリを削除すれば解約できると思い込み、後で請求が継続していることに気づき焦った経験があります。
手順としては、スマホやPCのブラウザから公式サイトにログインし、メニューを開いてマイページに入ります。
その中に「退会はこちら」という項目があるので選択し、注意事項を確認したうえで「退会する」ボタンを押せば完了です。
画面を途中で閉じたり戻ったりすると処理が中断されることがあるので、完了メッセージが表示されるまで進めるのが安心です。
解約のタイミングと利用停止の仕様
ブック放題は退会ボタンを押した瞬間に読み放題が終了し、アプリにダウンロードしていた本もすべて閲覧できなくなります。
月途中の解約でも日割り返金はなく、残り期間があっても即時終了です。
私は過去に「まだ数日残っているから大丈夫だろう」と思い退会したら、その直後から一切読めなくなり後悔しました。
気になる作品は事前に読み終えてから退会することをおすすめします。
ソフトバンクショップでの解約
ソフトバンク経由で登録している場合は、店舗で直接解約手続きをすることも可能です。
その場合は契約者本人が来店し、運転免許証などの本人確認書類と契約端末を提示する必要があります。
店舗によっては来店予約が必要な場合もあるため、事前に確認してから足を運ぶとスムーズです。
ブラウザからの手続きを選びましたが、操作に自信がない人にとっては店舗サポートが心強いはずです。
App Store・Google Play経由の課金に注意
クレジットカードやキャリア決済ではなく、App StoreやGoogle Playを通じて契約している場合は、各ストアの「定期購入」管理画面から解約する必要があります。
iPhoneであれば「設定」アプリからサブスクリプションを開き、AndroidならGoogle Playの「お支払いと定期購入」から手続きできます。
AppleやGoogle経由の場合はストアのルールが適用され、解約した瞬間に読めなくなる場合と、支払い期間の最終日まで利用できる場合があるので、事前に確認しておいた方が安心です。
解約できない・請求が続くときの対処法
「退会手続きが終わったのにまだ利用中と表示される」ケースもあります。
これはYahoo! IDやYahoo!ウォレット経由で登録している場合、処理の反映に時間がかかることが原因である場合があります。
また、ブラウザのキャッシュやコンテンツブロッカーが影響して退会ページが正しく動作しないこともあります。
その際は別のブラウザから再度ログインして試す、キャッシュを削除するなどの対応が有効です。
それでも解決しなければ、ソフトバンクショップでの相談が最も確実です。
もし解約後に請求が続いた場合は、引き落としのタイミングと実際の退会日を確認し、サポート窓口に問い合わせる必要があります。
解約前にしておきたい準備
私はブック放題を退会する際、毎回三つの準備をしています。
まずは読み残した漫画を一気にチェックすること。
次に、自分がどのアカウント(Yahoo! JAPAN ID・SoftBank ID・メールアドレスなど)で登録しているかを確認すること。
そして最後に、支払い方法を明細で確認しておくことです。
これを怠ると「どの契約から退会したのか分からない」「どこから請求されているのか不明」という事態になりかねません。
また、無料トライアルを利用している場合は終了日前日までに退会手続きを行うのがベストです。
ギリギリまで使い倒してから解約すれば、最大限サービスを活用できます。
コミックシーモアの解約方法と注意点
コミックシーモアは漫画を楽しむ人には定番のサービスで、特に「読み放題」プランは検索需要も多い人気コンテンツです。
私も過去にシーモア読み放題を契約していて、実際に解約したことがあります。
そのときの流れや気づいた注意点を、体験談も交えてまとめます。
コミックシーモアの解約手順
シーモアの解約は公式サイトのマイページから行えます。
私が手続きしたときは、まずログイン後にメニューを開き「ご利用中サービス」を選択しました。
そこに「読み放題解約」というボタンがあり、それを押すと解約理由を尋ねる画面に切り替わります。
理由は選択肢から選んで進むだけで、数ステップで完了しました。
最後に「解約が完了しました」と表示されるので、手続きできたことをその場で確認できます。
スマホのブラウザからでも操作できましたが、途中で通信が途切れるとエラーになる可能性があるので、Wi-Fi環境で落ち着いて進める方が安心です。
解約ボタンの場所は少しわかりにくいと感じたので、最初は迷いましたが、慣れれば数分で終わるシンプルな流れでした。
コミックシーモアを解約するときの注意点
シーモア読み放題で注意すべきなのは「日割りがない」という点です。
たとえば月の途中で解約しても返金はなく、残りの日数分はそのまま失効してしまいます。
私も一度、早めに解約してしまって「あと1週間読めたのに」と悔しい思いをしたことがあります。
ですので「もう十分かな」と感じても、なるべく更新日前日まで使い倒すのがお得です。
もう一つのポイントは、シーモアのアカウント自体は解約しなくてもいいという点です。
読み放題プランだけを解約すれば、会員登録や購入履歴、所持ポイントはそのまま残ります。
私は解約後もポイントを使って単品購入を続けていましたし、キャンペーン時に再度読み放題に入り直すこともありました。
アカウントを削除してしまうと履歴も消えてしまうため、余程使わないと決めていない限り残しておく方が便利だと感じます。
解約を検討している人は、更新日をメモしておくこと、そして読み残しがないか確認してから手続きすることをおすすめします。
「この1冊だけは読んでからにしよう」と夜更かししたこともあり、最後まで楽しんでから解約したほうが満足感がありました。
ebookjapanの解約方法と注意点
ebookjapanはPayPayポイントとの相性が良く、セール時のまとめ買いで利用している人も多いサービスです。
読み放題プランも用意されていますが、いざ解約しようとすると手順が少し分かりづらいと感じる人も少なくありません。
一度解約したことがあるので、その流れと注意点を紹介します。
ebookjapanの解約手順
実際に解約を進めたときは、まずYahoo! JAPANの「利用中のサービス」ページにアクセスしました。
ebookjapanの読み放題プランはYahoo!プレミアムやPayPay会員サービスと連携していることがあり、最初はどこから操作すればいいのか迷いやすいのです。
流れとしては、契約しているプランを見つけて「契約内容の詳細」へ進み、そこから「解約」を選択します。
その後、いくつか確認画面が出てきますが、指示通りに進めれば数分で手続きは完了しました。
初めてのときは少し混乱しましたが、一度経験すると意外とシンプルに感じます。
ebookjapanを解約するときの注意点
解約時に注意したいのは、手続きをした瞬間から読み放題対象の作品が読めなくなる点です。
たとえば「明日読もう」と思っていた漫画も、解約後は閲覧できません。
私は解約前日にお気に入りに入れていた作品をまとめて読んでおいたので、後悔せずに済みました。
また、ebookjapanはYahoo!やPayPayのIDと紐付いているため、ログイン情報を忘れていると手続きがスムーズにできません。
事前にログイン状態を確認しておくと安心です。
読み放題を解約しても単品購入はそのまま利用できるので、自分の利用スタイルに合わせて柔軟に続けられるのがebookjapanの良いところだと感じました。
U-NEXTの解約方法と注意点
動画配信サービスとして有名なU-NEXTですが、実は漫画や雑誌も読めるので利用している人は多いと思います。
私も一時期はU-NEXTで映画と漫画を一緒に楽しんでいましたが、使わなくなったときに解約手続きをした経験があります。
U-NEXTの解約手順
U-NEXTは「解約」と「退会」で手続きが分かれています。
解約は月額プランを止めるだけで、アカウント自体は残ります。
退会はアカウントごと削除する手続きです。私が行ったのは月額プランの解約でした。
手順としては、公式サイトにログインし、メニューから「アカウント・契約」を選びます。
その中の「契約内容の確認・解約」ページに進むと、現在利用中のプランが表示され、「解約はこちら」というボタンがあります。
そこを押すと、いくつか注意事項が表示され、最後に確認ボタンを押すことで解約が完了しました。
アプリからは解約できないので、必ずブラウザでアクセスする必要がある点に注意です。
U-NEXTを解約するときの注意点
U-NEXTを解約した場合、すぐに動画や漫画の読み放題は利用できなくなります。
私も解約直後にチェックしようとした作品が見られなくなり、少し残念に感じたことがあります。
もし観たい作品や読みたい漫画があるなら、事前に消化しておくのがおすすめです。
また、解約してもポイントはアカウントに残ります。
ただし有効期限があるので、期限切れになる前に電子書籍の購入や映画レンタルで使うと無駄になりません。
さらに、アプリからは解約できない点や、アカウントを完全に削除するには「退会」まで進める必要がある点も知っておくと安心です。
U-NEXTは動画と漫画を一緒に楽しめる貴重なサービスなので、使わなくなったときも焦らず手順を確認してから解約するとスムーズです。
DMMブックスの解約方法と注意点
電子書籍のセールが豊富でまとめ買いに便利なDMMブックスですが、読み放題プランを使わなくなったときには解約を検討する人も多いと思います。
一度DMMブックスの「読み放題フル」を契約し、その後解約した経験があります。
DMMブックスの解約手順
DMMブックスの読み放題を解約するときは、公式サイトからの手続きが必要です。
アプリ内からは解約できないので注意が必要でした。
実際に手続きしたときは、まずブラウザでDMMの公式サイトにログインし、マイページに入ります。
次に「ご利用中のサービス」から「DMMブックス読み放題」を選び、契約状況のページに進みます。
そこに「解約手続きへ」というボタンがあり、クリックすると注意事項が表示され、最終確認を経て手続き完了となりました。
流れ自体はシンプルですが、入口が見つけにくい印象を持ちました。
DMMブックスを解約するときの注意点
DMMブックスの読み放題は、解約した瞬間から対象の本が読めなくなります。
私も一度、解約後に「もう少し読みたかった」と後悔したことがあるので、解約する前に気になる作品を一通りチェックしておくのがおすすめです。
また、月額料金は日割りが効かないので、月の途中で解約しても返金はありません。
そのため、利用するなら更新日前ギリギリまで活用した方がお得です。
さらに、DMMブックスのアカウント自体を削除する必要はなく、読み放題プランだけを解約できます。
私はその後も購入済みの電子書籍をアカウントに残しておけたので、わざわざ退会せずに解約だけで十分だと感じました。
DMMブックスはセールと併用しやすい便利なサービスですが、解約の際は手続きの入口や解約後の利用制限に気をつけると安心です。
Kindle Unlimitedの解約方法と注意点
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する読み放題サービスで、漫画から小説まで幅広く楽しめます。
私も長期間利用していましたが、読みたい本が一段落したタイミングで解約した経験があります。
そのときに気づいた手順や注意点をまとめます。
Kindle Unlimitedの解約手順
Kindle Unlimitedの解約は、Amazonのウェブサイトやアプリから手続きできます。
私が解約したときは、ブラウザからAmazonにログインし、上部メニューの「アカウント&リスト」から「メンバーシップと購読」を選択しました。
そこに現在加入中のKindle Unlimitedが表示され、「Kindle Unlimited会員登録を管理」というリンクをクリックすると、解約ボタンが出てきます。
ボタンを押すと確認画面が表示され、手順に従って進めると即時で解約が完了しました。
アプリからでも操作は可能ですが、画面構成が少し複雑で、ブラウザ版のほうが迷わずに手続きできる印象です。
Kindle Unlimitedを解約するときの注意点
Kindle Unlimitedを解約すると、読み放題対象の本は即座に利用できなくなります。
私は解約直後に「まだ読んでいなかった本があった」と気づき、少し後悔したことがあります。
もし解約する場合は、事前にお気に入りの本や読みかけの作品を確認しておくと安心です。
また、Kindle Unlimitedは日割り計算がないため、月の途中で解約しても料金は返金されません。
そのため、月末ギリギリまで利用してから解約するのが最もお得です。
購入済みの電子書籍は解約後も引き続き読めるので、解約=全ての本が読めなくなるわけではありません。
私は解約後も購入した漫画を楽しんでいたため、アカウント自体は残しておくことをおすすめします。
Kindle Unlimitedは豊富なラインナップが魅力ですが、解約のタイミングや手順を把握しておくと、読み残しや料金の無駄を防ぐことができます。
まとめ
漫画サブスクの解約は、各サービスで手順やルールが微妙に違います。
ブック放題はアプリからではなくブラウザ経由で解約する必要があり、シーモアは日割りが効かない仕組みです。
ebookjapanはYahoo!やPayPayとの連携に注意する必要があります。どのサービスも「解約した瞬間から読めなくなる」ケースが多いので、解約前に必ず読みたい漫画をチェックしておくと安心です。
何度か解約を経験していますが、毎回「やめた後もまた戻りたくなるかもしれないな」と感じています。
漫画サブスクは生活のリズムや気分で使い方が変わるので、一度やめても再契約するのは簡単です。
無理に継続せず、自分のペースで付き合うのが一番ではないでしょうか。
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