電子書籍を買うとき、値段だけで選んでいませんか。実際に使ってみると、同じ本でも「どのストアで買うか」でお得度が全然違うんです。
私は昔からKindleを中心に読んでいたのですが、最近になって他の電子書籍ストアを試したら、ポイント還元の差にびっくりしました。
特にPayPayポイントや楽天ポイント、dポイントといった日常生活でよく使うポイントが貯まると、読書の満足度が一段階上がる気がします。
ここでは主要ストアの還元率を比較しながら、実際にどこが一番お得なのかを体験を交えてお話ししていきます。
電子書籍ストアごとの還元率と特徴
同じ電子書籍でも、ストアごとに還元の仕組みやポイントの使い道が違うので、実際に得する度合いはかなり変わります。
私は普段からキャンペーン情報を追いかけるのが習慣になっているのですが、同じ本でも買う場所によって戻ってくる額が大きく違うのを何度も体感してきました。
ここでは楽天Kobo、ebookjapan(PayPay連携)、dブックの三つを掘り下げて、それぞれの還元の特徴や注意点をまとめていきます。
数字の例や自分の体験談も入れるので、実際のイメージがしやすいと思います。
楽天Kobo
楽天Koboは楽天市場の一部として利用できるので、楽天ユーザーにはとても自然に使いやすいストアです。
特にSPU(スーパーポイントアッププログラム)やお買い物マラソンを活用すると、還元率が一気に跳ね上がるのが魅力です。
条件を揃えれば10%どころかそれ以上になることも珍しくなく、私は一度SPUをほぼフルで達成した状態で本をまとめ買いしたところ、翌月に数千ポイントが返ってきて正直驚きました。
また楽天ポイントは日常生活のあらゆる場面で使えるのも強みです。
スーパーやドラッグストアでそのまま使えるので、読書が日用品の節約につながる感覚が面白いです。
実際に私は、電子書籍を買った翌月に還元されたポイントで食材を買った時、読書がそのまま生活費の節約につながったことを実感しました。
ただしお買い物マラソンなどで付与される特典ポイントは有効期限が短い場合があるので、計画的に消費する必要があります。
PayPay対応のebookjapan
ebookjapanはPayPayとの相性が抜群です。
特に金曜日のソフトバンクユーザー還元キャンペーンや週末の大型キャンペーンでは、最大30%もの還元になることがあります。
タイミングを合わせてまとめ買いすれば、ポイントが一気に貯まるのでかなり実感が大きいです。
私も以前、コミックを20冊まとめ買いしたことがあり、その時に戻ってきたPayPayポイントで数冊分が実質無料になったような感覚を味わいました。
PayPayはコンビニや飲食店など日常生活のあちこちで使えるので、還元の恩恵がすぐ生活に反映されるのが魅力でしょう。
しかもebookjapanは初回ログイン時に大きな割引クーポンが配布されることもあり、最初の利用時にお得さを強く実感できるストアです。
ただし還元されるポイントの中には「出金できないPayPayポイント」や有効期限付きのものもあるので、気づかないうちに消滅してしまわないよう注意が必要です。
私は過去に一部のポイントを使い忘れて失効させてしまったことがあり、それ以来ポイント管理を意識するようになりました。
dブック
dブックはNTTドコモが運営する電子書籍ストアで、dポイントが貯まるのが特徴です。
ドコモ回線を利用している人や、d払い・dカードを組み合わせている人にとっては特に恩恵が大きいです。
定期的に20%還元といったキャンペーンが開催されるため、狙い目を見つけるとかなりお得になります。
私も以前、dブックでビジネス書を中心にまとめ買いをしたことがあります。
その時はキャンペーンとdカード決済を組み合わせたことで大きな還元を受けられました。
戻ってきたポイントはローソンでコーヒー代にあてて、電子書籍を買ったことが日常のちょっとした贅沢につながったのを覚えています。
ただしdブックのキャンペーンで還元されるポイントは「期間・用途限定ポイント」である場合が多く、有効期限が短めに設定されているのが注意点です。
一度、期限を意識せずに大量の本を買ってしまい、結果的にポイントを使い切れなかった経験がありました。
それ以来、dブックを利用する時はポイントの付与時期と期限を必ず確認するようにしています。
共通の注意点とコツ
どのストアにも共通しているのは「キャンペーンの還元率」だけに飛びつくと失敗しやすいことです。
楽天Koboは期間限定ポイントが多い、ebookjapanはポイントの利用範囲が決まっている、dブックは上限や期限がある、など細かいルールがストアごとに違います。
付与タイミングやポイントの種類を理解していないと、せっかくの還元を活かせないこともあるでしょう。
実際に使ってきた中で感じたコツは、普段から利用している決済手段やポイントを基準に選ぶことです。
楽天経済圏を活用しているなら楽天Kobo、日常の買い物をPayPayで済ませることが多いならebookjapan、ドコモサービスを多く使っているならdブック。
自分の生活に一番フィットするストアをメインに据えるのが効率的です。
さらに、キャンペーンの開催タイミングをカレンダーに書き込んでおくと、無駄なくまとめ買いができます。
私は楽天のお買い物マラソンやebookjapanの週末キャンペーン、dブックのポイント増量デーなどをカレンダーに登録しておき、欲しい本をストックしておいてタイミングを見計らうようにしています。
これを習慣にしてからは、還元されたポイントをほぼ使い切れるようになりました。
最後に大事なのは、ポイント還元はあくまで「後から戻ってくるおまけ」であるということです。
高還元だからといって読みもしない本を買い込むと、結局は損につながります。
自分が読みたい作品や必要なジャンルを基準にしつつ、還元率の高いタイミングを狙うのが一番満足度の高い買い方だと感じています。
電子書籍ストア還元率ランキング
ストア名 | 還元率目安 | 主な還元ポイント | キャンペーン例 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天Kobo | 5〜15% | 楽天ポイント | SPU・お買い物マラソン・0と5のつく日 | 楽天経済圏ユーザー向け。ポイントの使い道が広く、日用品や食費にも還元可能。 |
ebookjapan | 10〜30% | PayPayポイント | 金曜日還元キャンペーン・Yahoo!プレミアム会員特典 | PayPay利用者向け。即効性のあるポイント還元で日常生活に直結。 |
dブック | 5〜20% | dポイント | 定期20%還元キャンペーン・ドコモ利用者特典 | ドコモユーザー向け。dポイントの使い道が多く、生活費の節約につながる。 |
数字上の還元率だけでなく、実際に利用した感覚をもとに「お得度」をランキング形式で紹介します。
もちろんライフスタイルや使い方によって感じ方は異なるので、あくまで私自身の体験をベースにしています。
1位 楽天Kobo
楽天経済圏にどっぷり浸かっている場合、楽天Koboは間違いなく最強です。
楽天カードと楽天モバイルを利用しており、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率が自然に上がることで、電子書籍を購入するだけで15%以上の還元を受けられることがありました。
特にお買い物マラソンや楽天スーパーセールと連動させると、普段の生活で買い物をしながらポイントを効率よく稼げます。
以前、まとめ買いした小説とビジネス書で合計1万円分以上のポイントが返ってきたことがあり、その時は本当に「電子書籍で得した」という実感を味わいました。
楽天ポイントの利用範囲が広い点も見逃せません。
コンビニやドラッグストア、日用品の購入にそのまま使えるので、読書をして得たポイントが日常生活に還元される実感があります。
私の場合は、電子書籍で獲得したポイントで週末の食材や飲み物を買うことが多く、読書の楽しみと生活費の節約が自然に結びつきました。
2位 ebookjapan
PayPayを日常的に使う人にとって、ebookjapanは非常に便利です。
特に金曜日のソフトバンクユーザー還元キャンペーンやYahoo!プレミアム会員向けの特典を組み合わせると、20〜30%のポイント還元が狙えます。
私も一度、まとめ買いしたコミックで還元されたポイントだけで翌週のランチ代をまかなえた経験があります。
即効性があるポイント還元なので、還元を実感するタイミングが早いのも魅力です。
さらにebookjapanでは初回購入時の割引クーポンが配布されることが多く、初めて利用する人にとってはお得感がさらに大きくなります。
このクーポンを使って20冊以上のコミックを購入したことがありますが、実質的に数冊分が無料になったような感覚で、その後のポイント活用も含めるとコストパフォーマンスは抜群でした。
日常生活の中で即座に使えるPayPayポイントなので、電子書籍購入の還元がそのままカフェやコンビニでの出費に直結するのも楽しい体験です。
3位 dブック
dブックはドコモユーザーに特におすすめです。
キャンペーン時に集中して購入すると20%以上の還元が期待できますが、通常時の還元率はそこまで高くない印象です。
私もドコモ回線を利用していた時期は、ビジネス書や自己啓発本の購入でかなり重宝しましたが、キャリアを変更してからは自然と利用頻度が減ってしまいました。
それでもdポイントの使い道は非常に広く、コンビニや家電量販店、飲食店などでも利用可能です。
私はdブックで得たポイントでちょっとした日用品を買ったり、コーヒー代にあてたりして、電子書籍購入のメリットを日常生活に実感することができました。
また、dカードやd払いを併用すると還元率がさらに上がるので、上手に使えばかなりお得なストアです。
ポイント還元を最大限に活かすコツ
単に電子書籍ストアを選ぶだけではなく、ポイント還元を最大限に活かすためにはちょっとした工夫が必要です。
私自身も最初は単に還元率の高い時にまとめ買いしていましたが、後で読まない本が増えてしまい、無駄遣いになった経験があります。
その経験から、無理のない範囲で還元率を引き出す方法を意識するようになりました。
セールとキャンペーンを組み合わせる
各ストアには特徴的なセールやキャンペーンがあります。
楽天Koboでは、お買い物マラソンや0と5のつく日を狙うと還元率がぐっと上がります。
私は手帳に毎月のセール日を書き込むようにしていて、買いたい本リストと照らし合わせながら購入するのが習慣です。
ebookjapanの場合は金曜日に購入するのが鉄則で、過去にこのタイミングでまとめ買いしたコミックで、実質的に5冊分が無料になったことがあります。
dブックは定期的に20%還元のキャンペーンがあるので、メルマガや公式アプリの通知をこまめにチェックしてタイミングを逃さないことが大切です。
こうした狙い撃ち戦略を使うと、還元額がまるでボーナスのように手元に戻ってくる感覚を味わえます。
還元ポイントの使い道を決めておく
ポイントはただ貯めるだけではなく、使い道を明確にしておくと満足度が格段に変わります。
私は楽天ポイントは食費に回すことが多く、電子書籍を買うたびに実際の生活費が浮く感覚があります。
PayPayは外食やカフェで使うことが多く、ebookjapanで得たポイントでランチ代をまかなえた経験もあります。
dポイントはコンビニやドコモ系サービスに充てることで、普段の生活に自然に還元されるのが嬉しいです。
ポイントの出口をあらかじめ決めておくと、読書そのものが実益につながるという満足感を味わえます。
無理にまとめ買いしない
還元率を最大化しようとすると、つい大量に購入したくなりますが、実際には読まない本が積み上がってしまうこともあります。
私も過去に何度か大量購入で失敗したことがあり、その時は積読の山を前にストレスを感じたこともありました。
還元率が高いからといって無理にまとめ買いするのではなく、本当に読みたいタイミングで購入するのが最も効率的で、長い目で見てもお得です。
個人的には、セールやキャンペーンで還元率が高いときに、読みたい本を一冊ずつ選んで買うほうが、後悔せず楽しめると思います。
実生活に還元を反映させる
さらに、ポイント還元を活かすコツは日常生活での活用方法を工夫することです。
私の場合は、電子書籍の購入によるポイント還元を週末のコーヒーや食材に使うことで、読書習慣と生活費節約を同時に楽しんでいます。
こうした使い方を意識すると、還元ポイントの実感が増し、電子書籍購入の満足度も高まります。
ポイントを貯めること自体が目的にならず、生活に直接役立てることがポイント活用の最大のコツだと感じます。
まとめ
電子書籍ストアは、それぞれ強みが違います。楽天経済圏を活用している人は楽天Kobo、PayPayを使う生活スタイルならebookjapan、ドコモユーザーならdブックと、自分の生活習慣に合わせて選ぶとポイント還元が最大限に活かせます。
私自身もいくつかのストアを併用してきましたが、結局のところ「普段よく使うポイントが貯まるストアを選ぶ」のが一番しっくりきました。
電子書籍を買うことがそのまま日常のちょっとした得につながると、読書がもっと楽しくなるでしょう。
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