8月の音楽ファンにとって、夏の恒例イベントといえばやっぱり「SUMMER SONIC」。
2025年もその熱気は健在で、今年は8月16日(土)と17日(日)に東京と大阪で同時開催されます。
さらに前夜祭として8月15日(金)には「SONICMANIA」も行われ、深夜から朝まで音楽漬けの時間を楽しむことができます。
今回は、配信が決定している第1弾アーティストの魅力や、見どころ、そして視聴方法までまとめて紹介します。
「SUMMER SONIC 2025」の見どころ
SUMMER SONICは、国内外のトップアーティストが集結する都市型フェスとして知られています。
野外フェスとは違い、都市部の会場で行われるためアクセスが良く、観光やショッピングの合間に楽しむこともできるのが大きな魅力です。
今年はWOWOWオンデマンドで東京公演の2日間とSONICMANIAを独占ライブ配信するため、自宅でも臨場感たっぷりのステージを味わえます。
東京会場では、洋楽ロックからK-POP、邦楽の最新ヒットまで、ジャンルの壁を超えたラインナップが予定されています。
自分の好きなアーティストだけでなく、今まで聴いたことのないジャンルや名前も、このフェスをきっかけにチェックしてみたくなります。
私自身も過去にサマソニで初めて見た海外バンドに衝撃を受け、そこからファンになった経験があります。
今年もそんな新しい出会いがたくさんありそうです。
SONICMANIAの魅力
前夜祭となるSONICMANIAは、クラブカルチャーやダンスミュージックの要素を強く押し出したオールナイトイベントです。
日付が変わる瞬間に大歓声が上がり、朝まで踊り続ける独特の一体感があります。
深夜帯だからこそ味わえる照明演出や、低音が身体に響くようなサウンドがクセになります。
2025年も豪華な海外DJやエレクトロ系アーティストが登場する予定で、配信でもその熱気は十分に伝わるでしょう。
「SUMMER SONIC 2025」出演アーティスト第1弾!
アーティスト名 | 備考 |
---|---|
FALL OUT BOY | 海外ロック |
aespa | K-POP |
AI | 邦楽 |
amazarashi | 邦楽 |
Ave Mujica | 邦楽 |
BAND-MAID | 邦楽ロック |
B&ZAI | 邦楽 |
BEABADOOBEE | 海外 |
BE:FIRST | 邦楽 |
BLOC PARTY | 海外ロック |
BMSG POSSE | 邦楽 |
CHASE ATLANTIC | 海外 |
chilldspot | 邦楽 |
Da-iCE | 邦楽 |
ELIJAH WOODS | 海外 |
FRUITS ZIPPER | 邦楽アイドル |
Furui Riho | 邦楽 |
go!go!vanillas | 邦楽ロック |
HANA | 邦楽 |
HOT MILK | 海外 |
HYDE | 邦楽ロック |
(G)I-DLE | K-POP |
INFINITY SONG | 海外 |
INI | 邦楽 |
izna | 邦楽 |
JEFF SATUR | 海外 |
JO1 | 邦楽 |
黒夢 | 邦楽ロック |
LANA | 邦楽 |
LiSA | 邦楽 |
MAZZEL | 邦楽 |
MONOBLOC | 邦楽 |
紫 今 | 邦楽 |
NiziU | 邦楽 |
Omoinotake | 邦楽 |
PSYCHIC FEVER | 邦楽 |
THE RAMPAGE | 邦楽 |
THE ROSE | 海外 |
冨岡愛 | 邦楽 |
WALLICE | 海外 |
WOODZ | K-POP |
今回発表された配信アーティストは41組。FALL OUT BOYやaespa、LiSA、BE:FIRSTなど、多様なジャンルから注目の名前が揃っています。
ここでは、その中からいくつか注目ポイントをピックアップしてみます。
まずロック好きにはFALL OUT BOYが外せません。
エモ・ポップパンクの代表格で、エネルギッシュなライブパフォーマンスは世界中のフェスでも高評価を得ています。大きなシンガロングが起こるあの瞬間を、配信でも味わえるはずです。
K-POPからはaespa、(G)I-DLE、NiziU、INI、JO1、WOODZなど人気グループが揃っています。
aespaのサイバーパンクな世界観や、(G)I-DLEの力強いステージングは、サマソニという場でどんな化学反応を見せるのか楽しみです。
NiziUの夏らしい爽やかな曲も、真夏のステージにぴったりでしょう。
邦楽勢もバラエティ豊かです。LiSAはアニメソングの枠を超えて、幅広い層から支持されるパワフルな歌声で観客を魅了してくれます。
BAND-MAIDはメイド服姿で本格ハードロックを奏でるギャップが持ち味で、海外フェスでも人気急上昇中です。
FRUITS ZIPPERやHANAのような新世代アイドルも見逃せません。
個人的に注目しているのはamazarashiです。
詩的で映像的な歌詞と、緻密な演出が合わさったライブは、配信でも心に残るはず。
過去に生で観たとき、曲が終わっても場内がしばらく静まり返るほどの余韻がありました。
今年もそんな瞬間が生まれるのではないかと思っています。
海外アーティストの存在感
海外からはBLOC PARTY、CHASE ATLANTIC、BEABADOOBEEなど、多彩な顔ぶれがやってきます。
BLOC PARTYはUKロックシーンを語るうえで外せない存在で、疾走感あるサウンドが夏空によく映えます。
BEABADOOBEEの甘くも切ないメロディは、夕暮れのステージで聴きたいところです。
「SUMMER SONIC 2025」の視聴方法と楽しみ方
WOWOWオンデマンドでの視聴準備から当日の過ごし方まで、具体的な手順と小ネタを交えて詳しく掘り下げます。
WOWOWオンデマンドの登録と接続チェック
まずはWOWOWオンデマンドのアカウント作成と視聴環境の確認をしておくと安心です。
視聴前にスマートフォンやPC、テレビでアプリにログインして動作確認をしておくと、当日に慌てずに済みます。
アプリが最新のバージョンかどうか、OSのアップデートが必要かどうかも事前にチェックしてください。
自宅のテレビに接続する場合は、テレビ本体のネットワーク設定とアプリの権限、外部スピーカーの接続も忘れずに確認しましょう。
配信は映像と音声が一体になって初めて楽しめますから、回線は安定したものを用意するのが肝心です。
可能なら有線接続、難しければ5GHz帯のWi-Fiを使うなどして、途中で映像が止まらないようにしておくと快適です。
過去の配信でアプリ更新が原因でログインできなかった経験があるので、前日までに一度「再生テスト」をしておくことを強くおすすめします。
視聴前の準備 — プレイリストとタイムテーブルの作り方
楽しみを増やすための準備は早めに始めると効果的です。
まずは配信ラインナップを見て、気になるアーティストの代表曲やライブ定番曲をプレイリストにまとめておくと、そのバンドや歌手の空気感をつかみやすくなります。
SpotifyやApple Musicで共有プレイリストを作れば、友人と事前に「ここは絶対聴いておいて」と共有できますし、当日の驚きが減って落ち着いて観られます。
さらに、配信タイムテーブルをカレンダーに登録して通知を設定しておくことで、見逃しを防げます。
配信ではディレイ配信やフルセット未配信の可能性があるため、公式の配信スケジュールや各アーティストの直近のセットリスト情報をチェックして、どのセットをライブで観るか、後で見返すかの優先順位を決めておくと効率的です。
私はいつも、観たいアクトを3つに絞って「絶対生で見るもの」「生でもアーカイブでもOKなもの」「気分次第で切り替えるもの」に分けて準備しています。
これで休憩や食事のタイミングも計画しやすくなります。
当日の楽しみ方 — 家でフェスを最大化するコツ
会場の雰囲気を自宅で再現するには、小さな演出が効きます。
まず音響面では、テレビ内蔵スピーカーだけでなくサウンドバーや外部スピーカーを用意すると低音の迫力が出て臨場感が増します。
ヘッドフォンで観る場合は密閉型のものを用意すると、細かい演奏のニュアンスまで聞こえやすくなります。
視覚面では照明を落として舞台の照明に近い環境を作ると、画面の色味が引き立ちます。
飲食は手の込んだものよりもさっと食べられる軽食を用意しておくと、アクト間の切り替えで手間取らずに済みます。
複数ステージが同時進行する場合は、別々のデバイスを使って同時に視聴するのも一つの手です。
テレビでメインステージ、タブレットで別ステージの音声はヘッドフォンで聞くなどして、音の混線を避けつつ効率よく楽しめます。
SONICMANIAのようなオールナイト配信を観る場合は、途中の休憩や短い仮眠をスケジュールに入れて体力を配分することを忘れないでください。
私の場合、深夜帯のセットは録画して朝に改めて観ることが多く、その方が曲をじっくり味わえました。
配信ならではの観察ポイントと交流の楽しみ方
配信は会場では見えにくい細部が見えるのが強みです。
ギターのフィンガリングやドラムの表情、ボーカルのあごの動きといった細かな演奏技術は配信のアップ映像で初めて気づくことが多いですから、推しアーティストのプレイスタイルをじっくり観察してみてください。
また、配信を見ながらSNSやファンコミュニティで感想を交わすのは大きな楽しみの一つです。
同時視聴の友人とチャットで「今のギターソロよかったね」などと盛り上がると、会場にいるのと近い一体感が生まれます。
ただし配信にはタイムラグがあるので、会場や別配信とのやり取りはその点を意識して行うとスムーズです。
配信アーカイブがある場合は、気になった場面を繰り返して細部を確認するのも面白い発見につながります。
私も配信で初めて知ったアーティストのワンフレーズに釘付けになり、そのままプレイリストに入れて毎日聴くようになった経験があります。
準備をしっかり行い、当日はちょっとした演出とコミュニケーションを加えるだけで、自宅でのSUMMER SONIC 2025 観戦は驚くほど充実した体験になります。
どのアクトをどう楽しむかをあらかじめ想像しておくと、配信という形でも強烈な夏の思い出が作れるでしょう。
まとめ
SUMMER SONIC 2025は、ジャンルも国籍も超えた音楽が集まる真夏の祭典です。
今年はWOWOWオンデマンドでの配信により、自宅でも東京公演とSONICMANIAの全日程を体感できます。
FALL OUT BOYやaespa、LiSA、BE:FIRSTなど、話題のアーティストが目白押しで、どこから観ても見応え抜群です。
現地に行けない人も、配信を通して新しい音楽に出会えるチャンスがあります。
私は毎年サマソニの配信を観ながら、次こそ現地参戦しようと心に決めるのですが、今年もその気持ちが強まりそうです。
事前にラインナップをチェックして、自分だけのフェス体験を作ってみてください。
音楽漬けの3日間が、きっと夏の思い出を鮮やかに彩ってくれるでしょう。
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