「ワンピース」ハートの海賊団は壊滅した?メンバーを一覧で紹介

「ワンピース」ハートの海賊団は壊滅した?メンバーを一覧で紹介

ワンピースの物語を追いかけていると、どうしても気になってしまうのがトラファルガー・ロー率いるハートの海賊団の行方です。

エッグヘッド編のアニメでは第1115話で「壊滅」というショッキングな言葉がつけられ、ファンの間で騒然となりました。

ローの魅力はもちろんのこと、仲間として描かれてきたベポやシャチ、ペンギンの存在感も強かっただけに、あの回を観たときの衝撃は簡単に消えません。

今回はその壊滅の真相と、ハートの海賊団の主要メンバーを振り返ってみたいと思います。

 

目次

「ワンピース」ハートの海賊団は壊滅した?


まず「壊滅」という表現について。

第1115話では黒ひげ海賊団との戦いの結末が示され、ハートの海賊団がほとんど戦闘不能に追い込まれたことが描かれています。

ローとベポのコンビネーションも見せ場としてあったのですが、敵の圧倒的な力を前に苦戦を強いられました。

特に印象的だったのはベポのスーロン化です。普段はおっとりとした雰囲気の白熊ミンクが、月光を浴びて獣のように荒れ狂う姿に思わず鳥肌が立ちました。

あの場面はベポが命懸けでローを守ろうとする決意を示すものであり、単なる仲間意識以上の深い絆を感じました。

ただ、壊滅といっても「完全に消滅」したわけではないはずです。

これまでもワンピースの中では「壊滅した」と言われた勢力が後に再登場するケースが少なくありません。

ローというキャラクターは、尾田先生が長く物語に絡ませてきた重要人物ですし、北の海の出身者としての因縁もまだ回収されていない部分があります。

個人的には「壊滅」というのは物語的な演出にすぎず、どこかで必ず再起する布石だと考えています。

ハートの海賊団の魅力は「ローひとり」では成り立ちません。

仲間たちの個性とローへの信頼が積み重なって、初めて彼ららしいチームになっていると感じます。

壊滅という表現を真に受けて悲観するよりも、次の展開にどう繋がるかを想像して楽しむ方がワンピースらしい見方でしょう。

 

「ワンピース」ハートの海賊団メンバー一覧

名前 役職 出身・特徴
トラファルガー・D・ワーテル・ロー 船長 北の海(フレバンス)出身 / オペオペの実の能力者 / 異名「死の外科医」
ベポ 航海士 ミンク族(シロクマ) / モコモ公国出身
シャチ 船員 北の海(スワロー島)出身 / ペンギンと行動
ペンギン 船員 北の海(スワロー島)出身 / 帽子が特徴
ジャンバール(Jean Bart) 船員 元海賊団船長・元奴隷でローに救出され加入
イッカク 船員 (女性メンバーとして登場)
ウニ(Uni) 船員 (大柄な船員として登場)
クリオネ(Clione) 船員 操舵手として描写されることがある船員
ハクガン(Hakugan) 船員 小柄でマスクを着用した船員

ここからは、ハートの海賊団を支えてきたメンバーを振り返ってみます。

それぞれに個性があり、戦闘シーンだけでなくコメディや人間味を見せる場面も多かったのが特徴です。

 

船長トラファルガー・ロー

まず語らずにはいられないのが、船長のトラファルガー・ローです。懸賞金は30億ベリーで、死の外科医という異名を持つ存在感は群を抜いています。

オペオペの実の能力で繰り出すルームやシャンブルズは戦いを一変させるほどの力を持ち、ドレスローザ編ではルフィと共闘してドフラミンゴを打ち倒した姿が忘れられません。

ローの冷静さと執念深さ、そして時折のぞかせる人間らしい弱さに惹かれている人も多いでしょう。

個人的に心に残っているのは、コラソンとの過去です。

冷たい仮面をかぶっているように見えて、その奥底にある「Dの意志」への覚悟や、仲間を守ろうとする優しさが垣間見える瞬間に胸が熱くなります。

ローの航海は戦いだけでなく、自分の生き方を問う旅でもあるのかもしれません。

 

ベポ

ハートの海賊団の中で、ひときわ目を引くのがシロクマのミンク族ベポです。

見た目は可愛らしくても、戦闘では俊敏さを発揮し、スーロン化すると恐ろしい力を解き放ちます。

ワノ国編では、仲間を思って涙する姿も描かれ、その純粋さに心を動かされた人も多いはずです。

実はベポは航海術にも長けており、潜水艦ポーラータング号を支える欠かせない存在です。

懸賞金はわずか500ベリーと笑ってしまうような額ですが、それは海軍に実力を見抜かれていない証拠ともいえるでしょう。

黒ひげ海賊団との戦いではスーロン化し、ローを必死に逃がそうとする姿が描かれました。

あのシーンを見て、胸がぎゅっと締めつけられるような気持ちになりました。

 

シャチとペンギン

シャチとペンギンは、ハートの海賊団を語る上で外せないコンビです。

二人はいつも一緒に行動し、軽口を叩き合いながらも、ローや仲間への忠誠心は本物です。

コミカルに描かれる場面もありますが、だからこそ戦いの中で見せる真剣な表情にグッときます。

二人は潜水服を着こなして水中戦に対応するなど、特殊な場面での役割も担っています。

海の底で行われる任務は命がけで、緊張感が漂うのですが、シャチとペンギンの息の合った動きには不思議な安心感がありました。

個人的には、このコンビがもっと前面に出るエピソードを今後見たいと思っています。

 

ジャンバール

元は海賊団に囚われていた奴隷だったジャンバール。

ローに助けられた過去を持ち、その後は忠実な仲間として仕えてきました。

大柄な体格を活かした戦闘力は頼もしく、ハートの海賊団における盾のような存在です。

ジャンバールが仲間に加わったことで、ハートの海賊団の絆の強さがさらに浮き彫りになった気がします。

過去に縛られていた人間が新しい居場所を得て、仲間と共に未来を目指す姿は、この物語のテーマそのものに重なります。

ジャンバールを見ていると、ローがどれほど仲間思いで、人を導く力を持っているかがわかります。

 

その他のクルーたち

ハートの海賊団には、イッカクやウニ、クリオネ、ハクガンなど、個性的な仲間たちが揃っています。

名前からしてユニークで、まるで海の生き物を連想させるキャラクターたちです。

細かく描かれる機会は少ないものの、それぞれがポーラータング号の運航や戦いに欠かせない役割を持っています。

アニメや漫画のちょっとした場面で描かれるやり取りからも、仲間同士の温かさが伝わってきます。

全員が前線に立つわけではなくても、支える力があるからこそローは安心して戦えるのでしょう。

大海原を航海するためには、こうした裏方の存在こそ重要だと感じます。

 

「ワンピース」ハートの海賊団の今後は?

「壊滅」と言われたあと、ファンの間では様々な憶測が飛び交いました。

ローは再登場するのか、ベポは無事なのか、シャチとペンギンはどうなったのか。

SNSでもアニメの放送後はその話題で持ちきりで、自分も思わずタイムラインを追いかけてしまいました。

結局のところ、ハートの海賊団は物語から完全に消えることはないだろうと信じています。

その理由のひとつが「ポーラータング号」という潜水艦型の船です。

海賊船の中でもかなり独特なデザインで、潜航する能力を持っているため、戦闘の劣勢を逆転する展開に使えるのではないかと思っています。

尾田先生は過去にも「見せ場を残したまま退場させる」ことを好まない印象があるので、必ず再起の舞台が用意されているでしょう。

また、ローの宿敵ともいえる黒ひげ海賊団との戦いは、まだ決着していない部分が多いです。

第1115話での「壊滅」はあくまで一時的な敗北であり、将来的に再戦の舞台が用意されるのではないでしょうか。

その時、ベポやシャチたちがどのように力をつけて帰ってくるのかを想像するだけでワクワクします。

 

まとめ

ワンピース第1115話で描かれたハートの海賊団壊滅は、確かにショッキングな出来事でした。

しかしその表現をそのまま受け止めるよりも、これからの展開にどう繋がるかを考える方が面白いと感じます。

ロー、ベポ、シャチ、ペンギン、ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガン…それぞれのキャラクターにはまだ物語上の役割が残っているはずです。

自分は昔からローの冷静な立ち回りに惹かれていましたが、今では仲間たちの存在も含めて「ハートの海賊団」が大好きになっています。

壊滅の先にどんな物語が待っているのか、再起の瞬間を信じて楽しみに待ちたいと思います。

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