ワンピース1172話はエルバフの回想から始まり、ヤルルが巨人族へ「ハラルド王の死」と「ロキの無実」を伝える場面が描かれます。
疑いの矛先が変わり、巨人族の怒りは世界政府へ向かっていきます。
現在パートでは、拘束された仲間を前にブルックが隠密に動き出し、さらにゾロが「支配の仕組み」を前に何かを閃く形で次話へ繋がります。
エルバフの決断と麦わらの一味の逆転が同時に走り出す、転換点の一話です。
「ワンピース」1171話考察

ワンピース1171話は、エルバフ編が次の段階へ入ったことを強く感じる回でした。
過去回想でイム様の判断が描かれ、現実に戻るとロキの戦闘で冥界の脅威が具体的に姿を見せます。
ドラウグルの登場とニブルヘイムの炸裂で、エルバフが北欧神話の舞台として本格化しました。
今回の1171話は、派手な戦闘だけではなく、世界政府がエルバフをどう見ているか、そしてロキがどんな立場でこの国に存在しているかが見えてくる重要回です。
ここからは1171話を軸に、今後につながる考察を整理します。
イム様が追加派遣をしない意味はエルバフを恐れている証拠
1171話の回想パートで印象的だったのは、イム様が神の騎士団を追加で送り込まない判断をしたことです。
普通なら戦力を増やして押し切ろうとするはずですが、ここで手を止めています。
この判断は、単に神の騎士団がやられるのが怖いという話だけではないと思います。
エルバフに戦力を増やしても勝てない、あるいは勝っても得るものより失うものが大きい。
イム様はそう見ている可能性があります。
エルバフは巨人族の国であり、世界政府が軽く扱えない土地です。
さらにDの意志と繋がる場所だと断言した点が重要です。
Dの意志に関わる土地は、世界政府にとって歴史の根幹に触れる危険地帯です。
だからこそ、神の騎士団の追加派遣を控えたのは、戦術ではなく戦略の撤退に近い判断だったのかもしれません。
Dの意志とエルバフの繋がりが示すもの
イム様がエルバフはDの意志と深く繋がると語ったのは、さらっと流せない情報です。
これまでDの意志は、個人の名前に刻まれた謎として描かれてきました。
しかし1171話では、国や土地そのものがDの意志と繋がると言われています。
つまりエルバフは
- Dの意志を継ぐ勢力が生まれる場所
- Dの意志を守る仕組みが残る場所
- 空白の100年と関係する鍵が眠る場所
こうした役割を持っている可能性が出てきました。
エルバフが単なる強い国ではなく、歴史の裏側と直結する場所になったことで、エルバフ編が最終章の核心に近づいていることが分かります。
ハイルディンの謝罪はロキの立場が変わった合図
現実パートでハイルディンがロキに謝罪し解放した場面は、短いですが意味が重いです。
ここで重要なのは、ロキがただの危険人物ではなく、何か誤解や罪を背負わされていた可能性があることです。
謝罪の内容が細かく描かれていないからこそ、逆に考察が広がります。
- ロキはエルバフの中で悪役にされていた
- ロキは冥界の監視役だった
- ロキは王家の争いに巻き込まれた
- ロキは力が強すぎて封印された
どれであっても、ハイルディンが頭を下げるほどの過去があるということになります。
ここでロキが解放されたことで、冥界の脅威に対処できる存在が動き出しました。
つまりロキの解放は、エルバフの防衛システムを復活させたような意味を持っている可能性があります。
冥界のドラウグルはただの敵ではなく世界観の宣言
1171話で登場したアンデッドの骸骨モンスター、ドラウグルは、敵キャラとしての強さ以上に世界観の宣言として重要です。
ドラウグルという存在は北欧神話の死者の怪物であり、エルバフが神話の構造に沿って作られていることを示します。
つまり冥界は
- 地下の洞窟
- 古代兵器の眠る場所
- 巨人族の牢獄
こういう単純な場所ではなく、死者や呪いの概念が存在する領域として描かれています。
これが意味するのは、エルバフ編の敵は世界政府だけではなく、世界そのものの古い恐怖が相手になる可能性です。
ロキのニブルヘイムは技名以上に重要
ロキがドラウグルを撃破した技「ニブルヘイム」は、ただの必殺技として終わらない気がします。
ニブルヘイムは北欧神話の氷の国であり、死と冷気の世界です。
つまりロキの力は、自然現象のような冷気を操るだけではなく、冥界の概念に触れる力を持っている可能性があります。
さらにロキの武器ラグニルも気になります。
武器の名前が出ている時点で、ただの棍棒ではなく、何かしらの由来や神話的な意味を持つ武器だと考えられます。
ロキの力が冥界と繋がるなら、ロキはエルバフの王子という立場だけではなく、神話の守護者に近い役割を持っているのかもしれません。
ルフィが衝撃を受けたのはロキの強さだけではない
1171話でルフィがロキの強さに衝撃を受けた描写がありましたが、これは単純なパワー差だけではないと思います。
ルフィは強い相手を見てもワクワクすることが多いですが、今回は衝撃です。
つまりロキの強さは、戦闘力だけではなく、何か異質なものだった可能性があります。
- 冥界の敵を一撃で消す
- 技のスケールが異常
- 攻撃が概念に近い
こういう異質さがルフィに伝わったからこそ、衝撃という表現になったのではないでしょうか。
ここから考えると、ロキは今後ルフィの味方になるか、もしくは一度ぶつかる相手になるか、どちらにしても物語の中心に入ってくる存在になりそうです。
「ワンピース」1172話ネタバレ
冒頭は現状のエルバフから少し遡り、回想シーンで幕を開けます。巨人族を集めたヤルルが、ハラルド王の死に関する真実、そしてロキの無罪を皆へ伝える場面が描かれます。
これまで「ロキがハラルド王を殺した」と信じていた巨人族にとって、真実の開示は衝撃そのものです。
さらに、ハラルド王の死の背景に世界政府の陰謀があると示され、責めるべき相手はロキではなく世界政府だとヤルルが言及します。
ここで重要なのは、感情だけで結論を押しつける流れではない点です。
ヤルルは、今起きている事実から「世界政府がエルバフを食い物にしようとしている」ことが十分に証明できると語り、巨人族が納得して進むための土台を作ります。
結果として、エルバフは世界政府を敵とみなし、完全な宣戦布告へ。
巨人族が一致団結する流れが強く印象づけられます。
「ワンピース」最新1172話ネタバレ:現在の陽界、ブルックが隠密行動に入る
場面は現在へ戻ります。ソマーズ聖とキリンガム聖は臨戦態勢に入り、戦いの気配が濃くなります。
冥界側ではロキが夢モンスターのドラウグルを、鉄雷(ラグニル)の技「原初世界(ニブルヘイム)」で粉砕する描写が入ります。
ただ、陽界には夢モンスターがまだ多数残っていて、危機はまったく終わりません。
陽界の麦わらの一味は、軍子の矢印の能力により拘束されたままです。
ジンベエ、ロビン、ナミ、ウソップが動けない中で、ブルックだけが何かに気づいたような描写が入ります。
ジンベエもブルックの異変を察知し、ここからブルックが魂の能力で隠密行動を開始します。
拘束状態を崩す突破口が「正面突破」ではなく「隠密」に置かれたことで、エルバフ編のキーマンがブルックへ移っていく予感が一気に強まります。
さらに軍子との関係性にも含みがあり、単なる能力バトルでは終わらない匂いが残ります。
「ワンピース」最新1172話ネタバレ:ルフィ一行が遭遇する「支配状態の巨人」とゾロの閃き
一方で陽界にたどり着いたルフィ側の動きも重くなります。
ドリーとブロギーに挟まれるような形で、イムの直接支配を受けていないのに、イム支配の状態になっている巨人たちに遭遇します。
ここで出てくるのが「ドミリバーシ」というチート級の仕組みです。
イム支配を受けた者同士の間にいるだけで、支配状態が伝播してしまうという厄介さが示されます。
この状況をハイルディンが理解しており、ルフィたちへ説明します。
さらに恐ろしいのは、打開策がほぼ存在しないニュアンスです。
ロックスやハラルド王のような怪物級の存在でもどうにもできなかった、という示唆が入り、「一度支配されたら終わり」という絶望感が強化されます。
そして、その話を聞いたゾロが何かを閃いたところで次話へ続く形です。
ゾロの閃きの方向性は、提示文から推測すると「支配の伝播条件」を逆手に取る作戦が濃厚です。
支配者同士の間にいると感染するなら、間に入らない配置、接触させない導線、あるいは支配状態の連鎖を断つための隔離が鍵になります。
ゾロが得意とするのは、力押しだけではなく「戦場の形を変える判断」なので、次回は立ち位置や分断が戦況をひっくり返す合図になるかもしれません。
「ワンピース」最新1172話は、ヤルルの真実告白でエルバフの意思が固まり、世界政府との全面対決へ進む「大局の転換」が描かれます。
同時に現在パートでは、ブルックの隠密が拘束解除の突破口として浮上し、ルフィ側では支配ギミック「ドミリバーシ」に対してゾロが解法の糸口を掴む直前で引きになります。
次の1173話は「ブルックの潜入が何を掴むか」と「ゾロの閃きが支配状態を崩せるか」が、同時進行で動き出す回になりそうです。
「ワンピース」1173話展開予想

「ワンピース」1172話の流れを踏まえると、1173話の前半はブルックの隠密行動が中心になりやすいです。
矢印の能力で動けない状態は、力でほどくより「条件を崩す」ほうが早い展開になりがちだからです。
ブルックの魂の能力は、物理的な拘束に対して相性が良い描写が作れます。
魂の状態で周囲を偵察し、拘束が「視線」「距離」「意思の固定」「対象の認識」など、どの条件で維持されているかを見抜く流れが自然です。
ここで面白いのは、拘束解除がいきなり成功するより、まず「矢印の元がどこに繋がっているか」が判明してジリジリ逆転の道が見える形です。
解除が目前で止まり、次の一手が必要な状態で引きにする可能性もあります。
「ワンピース」1173話展開予想:軍子との距離が縮まり、過去に触れる匂いが出る
1172話の文章にある通り、軍子との関係性が鍵になりそうな空気があります。
1173話では、ブルックが軍子へ近づき「会話できる距離」まで入る展開があり得ます。
ここでのポイントは、戦闘よりも「軍子が何者か」「なぜ麦わらの一味をこの形で止めるのか」という情報の開示です。
たとえば、軍子が命令に縛られている立場なのか、目的が別にあるのか、この差だけで今後の勝ち筋が変わります。
ブルックが情報を持ち帰り、ジンベエが状況を整理して、ロビンが裏取りに回る。
こういう連携で「拘束からの脱出」だけでなく「エルバフ編の敵側の本音」まで進む回になりそうです。
「ワンピース」1173話展開予想:ゾロの閃きは「支配の連鎖を断つ陣形」と「分断」に寄る
1172話ラストの閃きは、派手な必殺技より戦場設計の発想が来そうです。
ドミリバーシが「挟まれる配置」で支配が伝播するなら、戦い方を変えるだけで被害を減らせます。
ゾロが取りそうな方向性は、次のどちらかが濃いです。
ひとつは、巨人たちを分断して「支配状態の巨人同士が近づけない距離」を作ることです。
斬撃で地形を切ってラインを割る、倒木や瓦礫で通路を塞ぐ、進軍ルートを限定する。ゾロはこういう場面で強いです。
もうひとつは、ルフィたちの立ち位置を徹底して「間に入らない」「横に並ばない」を守り、攻撃を遠距離寄りに寄せることです。
近接の殴り合いを封印するほどの縛りが出ると、戦いの緊張感が一気に上がります。
1173話は「ゾロの作戦説明→試す→一瞬うまくいく→想定外が起きる」まで描き、次回で本格的に打開へ繋ぐ構成になりやすいです。
「ワンピース」1173話展開予想:ヤルルの宣言が実際の動員に変わり、エルバフが戦争モードへ入る
回想で一致団結した巨人族の意思が、現在パートで「具体的な軍事行動」に変わるのも1173話の役目です。
角笛、集結、負傷者の退避、子どもたちの避難、港や橋の封鎖。
こういう描写が入ると、エルバフが本気で世界政府とやる流れが固まります。
ここで活躍の出番が作りやすいのがウソップです。
エルバフは憧れの地として積み上げがあるため、巨人族の士気を上げる役回りが刺さります。
戦闘力の活躍より「言葉で空気を変える役」に寄せても映えます。
「ワンピース」1173話展開予想:ロキは「無罪の象徴」として前線に戻り、戦況の柱になる
冥界で夢モンスターを粉砕した流れがあるなら、1173話はロキが陽界へ戻る準備、もしくは戻る直前まで進む可能性があります。
ロキが前線に現れるだけで「ヤルルの真実」が現実の力になります。
巨人族の迷いが消え、戦う理由が一本化するからです。
さらに、ロキの武器と技の描写が本格化すると、神の騎士団側も手を緩められなくなります。
「ワンピース」1173話のラストは、ロキが陽界へ出る場面、またはロキが戦場を見下ろして「何を守るか」を口にする場面で締めると綺麗です。
1173話は「ブルックが拘束の条件に触れる」「ゾロの作戦が形になる」「エルバフが戦争として動き出す」の三本柱が同時に進み、最後に敵側の大きい一手が来る流れが濃いです。
敵側の一手としてあり得るのは、イム支配の伝播が想定より速い、神の騎士団が別目的で動く、軍子が拘束解除をわざと遅らせる。どれが来ても次回への引きになります。
もし希望があれば、1172話の文章に出ている要素だけに絞って、1173話を「章立て付きの予想本文」までブログ用に整形して書けます。
まとめ
回想ではハラルド王の死の真相が共有され、ロキへの誤解が解けた巨人族は世界政府への宣戦布告へ進みます。
陽界では麦わらの一味が軍子の能力で足止めされる一方、ソマーズ聖とキリンガム聖が戦闘態勢に入り、夢モンスターの脅威が広がります。
さらにルフィはドリーとブロギーに挟まれる形で、イムの支配が伝播する巨人たちに遭遇し、ハイルディンの説明で状況の厄介さがはっきりします。
次話1173話はブルックの隠密が拘束解除の糸口を掴めるか、ゾロの閃きが支配ギミックを崩す一手になるかが最大の見どころです。


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