ワンピース1169話では、エルバフ編の核心に迫る衝撃展開が描かれました。
深海契約によって精神を蝕まれていくハラルド。
その暴走を前に、シャンクスは神の騎士団をめぐる重大な真実を伝えようとエルバフへ向かいます。
しかし事態はすでに手遅れの段階に達していました。
ロキは世界政府の罠に気づいたハラルドから最後の願いを託され、伝説の悪魔の実を求め宝物庫へ走ります。
そこに立ちはだかるのは、ロキが後に手にする武器・鉄雷(ラグニル)。
巨人族の血と世界の深淵がつながり始める重要回となりました。
「ワンピース」1168話考察

1168話で最も心に引っかかったのは、ハラルドが深海契約を受け入れる場面です。
エルバフの未来を思えば、世界政府と協力するのは合理的な判断に見えますが、その裏には人を疑わない性質が強く働いているように感じました。
ハラルドのまっすぐな気質は、本来エルバフの王として誇るべきものでした。
ただ、その純粋さが世界政府に利用されやすい形へ変わってしまい、気づけば王自身の意思が弱められていく流れになっています。
良い意味で純粋、悪い意味で危うい──
その両面が1168話ではっきり描かれ、読んでいて胸がざわつきました。
ワンピース1168話考察|深海契約とは支配の儀式なのか
深海契約は神聖な式典のように見えますが、実際にはイムへ心身を捧げる支配の儀式に近いと感じます。
ハラルドは契約の瞬間にわずかに表情を曇らせていて、その違和感が非常にリアルでした。
自分がどこへ向かっているのか、すでに薄々気づいているのに戻れない。
契約を受け入れた後のハラルドの視線は、王というより兵器としての覚悟に近かった印象があります。
世界政府に対して疑念を抱く余地がないほど、契約が深いものなのではないでしょうか。
ワンピース1168話考察|衛兵たちは王を守っているのか、国を守っているのか
1168話で印象的だったのは、ハラルドの周囲にいる衛兵たちの本音が滲む描写です。
表では従っていても、心の奥では大きな不安が膨らんでいたことが感じ取れます。
エルバフを守りたい気持ちは全員同じですが王に従えば国が平和になるのか、世界政府に従うことが本当に正しいのか、その答えが見えないからこそ、衛兵たちの間に静かな溝が生まれています。
特に海軍との協力任務では衛兵自身の命が危険にさらされる場面も多く、ハラルドが無事でも衛兵が無事とは限りません。
王への忠誠と家族への責任、その両方を抱える衛兵たちにとって、この時期は相当な精神的圧力があったはずです。
ワンピース1168話考察|ハラルドの周囲に止める者がいない現実
イーダが生きていれば、ハラルドを止める存在として機能したはずです。
しかしそのイーダはすでに亡くなっていて、深海契約を受けたハラルドは誰の声も届かない場所に向かっています。
この構図は非常に危険で純粋であるほど暴走したときの反動が大きいということを示しています。
ハラルド自身も薄々それを感じている描写があり、1168話では自分の手で誰かを傷つけてしまう未来を恐れていたようにも思えます。
理性が残っているうちに衛兵へ助けを求めるような形を取る可能性も十分考えられます。
ワンピース1168話考察|ハラルドの最期は自分で選んだ死だったのか
1168話の描写を読む限り、ハラルドの最期には深い悲劇が絡んでいる予感があります。
イムの支配が強まれば、衛兵に刃を向ける瞬間が必ず訪れます。
その直前に理性が働き、ハラルドが衛兵たちへ自分を止めろと命じた可能性は高いです。
エルバフのために生き
エルバフのために死ぬ
それがハラルドの生き方だと考えると、あまりにも痛ましい結末ですが、ハラルドらしいとも言えてしまうのがつらいところです。
ロックスのときと同じように王が仲間の手で終わるという構図は、ワンピース全体のテーマとも響き合います。
1168話はその伏線を濃く残した回でした。
「ワンピース」1169話ネタバレ
ワンピース1169話はエルバフを舞台にハラルドの暴走とロキの決断が描かれた回になりました。
ハラルドが深海契約の支配に陥る
1169話は王ハラルドの身体が深海契約の影響でゆっくりと侵食されていく描写から始まります。
精神が崩れ自我がほとんど残っていない状態で、衛兵たちに自分を殺すよう命じます。
衛兵たちは命令に従って剣を突き刺しますが、もともと巨人族最強の肉体に加え深海契約によってさらに強化されているため傷が通りません。
衛兵たちの攻撃は無力で、王を止める手段は失われます。
シャンクスがエルバフを訪れる目的
同時期、シャンクスがエルバフに到着します。
目的は神の騎士団入りをハラルドに拒否させるためでした。
シャンクスは深海契約の危険性を察知していた様子ですが、すでに契約を交わした後であり手遅れ。
シャンクスの言葉は届かずハラルドの暴走を止めることはできませんでした。
世界政府が巨人族を支配し兵力として利用しようとしている可能性が浮かび上がり、深海契約と神の騎士団の関係が大きな伏線として示されます。
ハラルドがロキへ託した遺言
ハラルドはかろうじて残る理性でロキとヤルルへ「止めてほしい」と願いを伝えます。
世界政府に裏切られた事、深海契約の正体が罠であったと悟った瞬間でした。
衛兵では倒せないため、古代巨人族の血を濃く継ぐロキなら討てる可能性があると判断したようです。
ロキは父の願いを受け止めながらも、胸の内では葛藤が渦巻きます。
王族の立場と子としての感情が交錯する緊張感ある場面です。
ロキへ託された伝説の悪魔の実
ハラルドはロキへもう一つの真実を明かします。
エルバフには宝物庫に眠る伝説の悪魔の実が存在するという情報でした。
その悪魔の実はロックスすら存在を知っていた禁断の果実。
ロキに「その実を食べろ」と伝え、自分を止めるための手段として託します。
宝物庫で鉄雷(ラグニル)が立ちはだかる
ロキは宝物庫へ向かいますが、そこにはロキが後に手にする武器「鉄雷(ラグニル)」が襲い掛かります。
鉄雷は意思を持っているかのように突然攻撃を開始します。
ロキは父を止めるため戦闘を覚悟し、悪魔の実へたどり着こうと立ち向かいます。
伝説の悪魔の実と鉄雷をめぐる攻防、ロキの覚醒への伏線が強まって終幕となりました。
「ワンピース」1170話展開予想

ロキはまだ悪魔の実を食べていません。
そのため1170話序盤は鉄雷に苦戦する展開と予想できます。
鉄雷が攻撃を仕掛けてくる理由は以下のどれかと推測されます。
- 武器に宿る意志による選定
- 悪魔の実を守る意図
- 王族の覚悟を試す儀式
ラグニルはただの武器ではなく、意思を持つ神器として描かれる可能性が浮上します。
暴走ハラルドVSシャンクスが一時的に勃発
深海契約を結んだハラルドは不死性を獲得しています。
シャンクスとギャバンが迎撃する展開が見られるはず。
ただしシャンクスはあくまで止めようとする立場。
本気バトルではなく時間稼ぎ的な戦闘になる可能性が高いと予想できます。
ロキが悪魔の実を口にする瞬間
宝物庫戦の途中で、鉄雷を扱う条件として
資格や覚悟そして血筋の開放などの要素が提示される展開が期待できます。
ロキは鉄雷との攻防を経て限界に追い込まれ、最終的に悪魔の実を食べる展開に突入すると予想します。
ただし、その能力はまだ明かされないチラ見せ演出で終わる可能性も高いです。
深海契約の伏線回収が少し進む
深海契約はただの力ではなく「支配契約」である可能性が高まっています。
契約の代償・巨人族のルーツ・イムの目的などの秘密が1170話で少し言及される可能性が考えられます。
特にハラルドの暴走がイム支配による遠隔操作なのか、自滅システムなのかが鍵になりそうです。
1170話ラストはロキ覚醒の予兆で締める
予想ラスト演出
- 鉄雷が沈黙しロキの手に収まる
- 宝物庫の奥が開く
- 悪魔の実を食べたロキが巨人族の新形態を示唆
「ロキが新たな王として目覚める」演出が濃厚です。
シャンクスの台詞で締まる可能性もあります。
「ついに動き出したか……」
エルバフ編は巨人族、イム、深海契約が複雑に絡む過去最大クラスの伏線編になると考えます。
次話では戦いの決着ではなく決意や覚醒、犠牲が描かれる回になるでしょう。
続報判明次第さらに深掘りします。
まとめ
ワンピース1169話では、深海契約・神の騎士団・巨人族という複数の伏線が一気に動きました。
ハラルドは深海契約により精神を奪われ暴走。
シャンクスは神の騎士団入り阻止のためエルバフに来ていましたが間に合わず。
ハラルドは最後の理性を振り絞り、ロキへ伝説の悪魔の実と自らを止める使命を託します。
ロキは宝物庫で鉄雷と対峙し、能力覚醒の伏線が強まりました。
エルバフ編は世界の根幹へ踏み込んでいく流れとなり、次話1170話ではロキ覚醒とハラルド戦の本格化が期待されます。


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