「ワンピース」1165話ネタバレ確定!ロジャーとガープがロックスを討つ

ワンピース1165話では、ついにロックス・D・ジーベックとイム様の戦いが決着の時を迎えそうです。

黒転支配に飲み込まれ、自我を失いながらも“約束”を胸に戦うロックス。

そして、それを止めるために動くロジャーとガープ。

歴史に刻まれた「ゴッドバレー事件」の真実が、ついに語られる回になるでしょう。

ロックスの死は、単なる敗北ではなく「Dの意志」を未来へと繋ぐための犠牲かもしれません。

本記事では、ロックスの最期、イム様の動向、そしてティーチやロジャーがどう動くのかを詳しく予想していきます。

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目次

「ワンピース」1164話考察

ワンピース

ワンピース1164話は、物語の核心に迫る血の記憶の回でした。

黒転支配によって理性を失ったロックス、その口から語られた「デービー・D・ジョーンズ」という名。

この一言が、ワンピースという物語全体の歴史構造を揺るがす鍵になっています。

ここでは、ロックスの正体、イム様との因縁、そして「Dの意志」が何を意味するのかを深掘りしていきます。

 

デービー・D・ジョーンズとは誰なのか

ロックスが語ったデービー・D・ジョーンズは、単なる伝説上の人物ではないと感じました。

1164話の描写から考えると、デービー・D・ジョーンズはかつて「世界の王」として君臨していた存在。

元世界政府以前の支配者という立ち位置であり、イム様に世界の座を奪われた血族の始祖です。

Dの名を持つ人々――ロジャー、ルフィ、ティーチ――が代々「世界の夜明け」を願って戦う理由。

それは単なる反抗ではなく、奪われた世界を取り戻すという古代からの約束の継承なのだと思います。

つまり「Dの意志」とは、デービー・D・ジョーンズが残した自由の回復の意志であり、世界を縛る神の支配を終わらせるための炎です。

 

ロックスは「悪」ではなく、呪われた王だった

これまで語られてきたロックス・D・ジーベック像――暴力的で支配欲の塊のような男。

しかし1164話では、その裏に深い悲劇がありました。

ロックスは、イム様に奪われた王家の血を継ぎ、世界を取り戻すという約束を果たそうとしていた。

つまり、ロックスは「悪」ではなく、かつての正統な王族の末裔だったのです。

それがイム様の黒転支配によって裏返され、同胞であるカイドウやリンリンを自らの手で討つことになる。

この描写には、まるで王の呪いのような皮肉が込められています。

イム様が放つ「黒転」は単なる能力ではなく、意志の支配の象徴。

自由の意志を持つDの一族を、神の側から強制的に屈服させる力なのです。

ロックスが最後にロジャーとガープに自分を討つよう願った場面は、その呪いの鎖を断ち切るための選択。

つまり、ロックスの死は「敗北」ではなく「解放」でした。

 

イム様の目的は「血の再構築」

イム様がロックスを支配した理由にも大きな意味があります。

単に敵を倒すためではなく、Dの血そのものを解析・再利用しようとしていたのではないでしょうか。

ロックスの暴走中に放たれる黒い瘴気は、まるで遺伝情報が侵食されるような描写。

イム様の「黒転支配」は、命令ではなく血の書き換えのようなものだと考えられます。

もしこの仮説が正しければ、イム様はかつての王の血を取り込みながら、自身の永続的な存在を維持している可能性がある。

不老不死ではなく、血を継ぎ替えることで生き続ける神。

だからこそ、Dの一族は常に次の王の候補として生まれ、そして消され続けているのです。

 

ティーチが継ぐ「闇の意志」

1164話で地味に重要だったのが、ティーチの逃亡シーンです。

少年のティーチが、くまによって救われ、島を離れる描写。

この時、ティーチの目には怒りではなく羨望が宿っていたと感じます。

ロックスが掲げた「奪われた王の世界を取り戻す」という理想。

それは後にティーチが語る「欲しいものは全部奪う」という信条に形を変えて受け継がれていきます。

ティーチの闇は、ロックスの絶望の延長線上にある。

つまり、Dの意志の中でも最も歪んだ継承者がティーチということになります。

一方で、ルフィはその正反対。

奪うのではなく分かち合うことで自由を実現しようとしている。

この対比こそが、ロックス=闇の王とルフィ=夜明けの王を繋ぐ構図なのでしょう。

 

Dの意志は自由への帰還

ワンピース1164話は、ロックスの死を通してDの意志の原点が描かれた回でした。

デービー・D・ジョーンズが世界の王であり、イム様がそれを奪った。

そして、ロックスは「奪われた世界を取り戻す」ために生まれたが、神の手によって操られ、意志を失って散っていった。

しかし、ロックスの選択によってその意志はルフィやティーチに受け継がれていく。

Dとは、ただの名前ではなく、人が神に逆らい、自由を選ぶ意志そのもの。

その意志が再び動き始めた今、ワンピースの最終章は「神の支配」対「人の自由」という、原点のテーマへと帰りつこうとしています。

ロックスが残した約束――「この世界を取り戻せ」――

その言葉が、ルフィたちの戦う意味を再び照らし出しているように思えてなりません。

 

「ワンピース」1165話ネタバレ

ワンピース1164話では、ロックスが黒転支配によってイム様の手に落ち、自我を失いながらも最後の力でロジャーとガープに「自分を倒せ」と願う姿が描かれました。

ロックスという存在がただの悪の象徴ではなく、奪われた世界を取り戻す王の末裔であったことが明かされ、物語は急速に「Dの真実」へと踏み込んでいきます。

1165話では、その戦いの結末と世界の裏で動き出す新たな王の系譜が描かれるでしょう。

 

ロジャーとガープがロックスを討つ瞬間、世界は揺れる

ロックスが黒転支配によって完全に制御不能になる中、ロジャーとガープは共闘という形で立ち向かいます。

歴史に残る「ゴッドバレー事件の勝者」として名を刻むこの二人の戦いが、ついにクライマックスを迎えるはずです。

ロックスが放つ覇王色の暴走は島全体を包み、空そのものを黒く染めるほどの規模。

そして、ロジャーが剣を、ガープが拳を交差させる瞬間――光と闇が衝突し、空間そのものが歪む描写が入るでしょう。

この一撃こそが、歴史に残る「島が消えた」と言われる現象の正体。

地図からゴッドバレーという名が消えた理由は、ロックスの消滅に伴って島が崩壊したからかもしれません。

ロックスの最期の一言は、おそらく「世界を頼む」。

それを聞いたロジャーとガープが、沈黙のまま立ち尽くす描写で締められる展開が考えられます。

戦いの後、二人の道が分かれるきっかけとなる場面になるでしょう。

 

イム様が新たな神の軍を動かす

ロックスを失ったイム様が、静かに再起の準備を始める。

このタイミングで、かつての「神の騎士団」の原型が登場する可能性があります。

ロックスの黒転支配で得たDの因子を基に、イム様は血を継ぐ兵を作り出そうとするのではないでしょうか。

イム様の台詞として考えられるのは、「王は死んだ。しかし、その血は利用できる」。

まるで冷酷な科学者のように、ロックスの遺伝を新たな兵器へ転化する描写が入るかもしれません。

この時点で、世界政府の「不老不死実験」や「ベガパンクの研究」へと繋がる下地が生まれる。

つまり、イム様の支配の哲学が、科学の力に受け継がれていくのです。

また、この時代の神の軍のひとりとして、現在の五老星の原型となる人物が姿を見せる可能性も高いです。

五老星がイム様の存在を「恐れる」のではなく「作られた存在」であるとすれば、すべてが繋がります。

 

ティーチの原点が描かれる

一方で、島を脱出したティーチにも重要な描写が入ると考えられます。

1164話でくまの能力によって救われたティーチが、夜空の下で一人思索する場面。

倒れたカイドウとリンリン、そしてロックスの最期を遠くから見つめながら、心の中で呟くようなモノローグが想像されます。

「世界の王がいた。けど、王は縛られて死んだ。

なら俺は……縛られねぇ王になる。」

この一言が、後に黒ひげとして語る「夢の果て」に直結していく。

つまり、ティーチはロックスの血を継ぐ存在ではなく、ロックスの呪いを見て、自分の道を作ろうとする異端のD。

ロックスが守りたいと思った自由を、別の形で追い求める者として描かれるのです。

 

ロジャーが世界の秘密を知るきっかけに

1165話の終盤では、ロジャーがロックスの死を通じて世界の真実に近づく描写が入るでしょう。

ロックスが消える瞬間、彼の記憶が光として流れ込み、ロジャーだけがその断片を見てしまう。

「デービー・D・ジョーンズの約束」や「世界の王の存在」を垣間見たことで、ロジャーは歴史の真実に興味を持ち始める。

この体験こそが、後にラフテルへの航海を決意するきっかけになる可能性があります。

「この世界の形は、誰かが作った……なら、見に行こうぜ」

ロジャーのこの一言があれば、ゴッドバレー事件と最終章の物語が一本の線で繋がります。

 

終盤予想|デービー・D・ジョーンズの墓と新時代の序章

ラストには、崩壊したゴッドバレーの海底に沈む古代の碑文が描かれるかもしれません。

そこには、古代文字でこう刻まれている。

「デービー・D・ジョーンズ――世界を奪われし王、再び海へ帰る。」

この碑文が、後にポーネグリフとして発見される伏線になるでしょう。

すなわち、Dの意志とは、世界の真実を海に託した亡国の記録。

ロックスの死は、その継承の最初の一幕であり、ワンピースという物語の原点そのものなのです。

 

ロックスの死は終わりではなく始まり

ワンピース1165話は、ロックスという巨星の消滅とともに、Dの意志が次世代へ受け継がれていく節目の回になるでしょう。

ロジャーが「真実」を知り、ティーチが「闇」を選び、ガープが「正義」を背負う。

そしてイム様が再び「神の支配」を強化しようと動き出す。

この瞬間、世界は再び光と闇に分かれた――。

ワンピース1165話は、ゴッドバレー事件の余波が現代の争いへと繋がる序章。

すべての約束が、ついに次の時代へ引き継がれていくのです。

 

「ワンピース」1166話展開予想

ワンピース

ワンピース1165話で、ついにロックス・D・ジーベックがイム様の黒転支配の末に倒れ、ゴッドバレー事件が終結しました。

ロジャーとガープの共闘によって一時的に世界の均衡は保たれたものの、その戦いの爪痕は深く、世界の裏では“新たな支配構造”が静かに動き出しています。

1166話では、ロックスの死を受けて「Dの意志」が再び芽吹く瞬間、そしてロジャーの“旅立ち”が描かれる可能性が高いです。

 

ロジャーが見た“Dの記憶”と世界の真実

ロックスの死の瞬間、ロジャーの中に何らかの“映像”が流れ込む展開が考えられます。

それはロックスが最後に見た過去の光景、つまり「デービー・D・ジョーンズの時代」の記憶。

かつての世界では“海”が一つだった――そんな古代の映像が一瞬だけロジャーの脳裏をよぎるかもしれません。

その中で、王として立つデービー・D・ジョーンズと、玉座に座るネロナ・イムの姿。

このビジョンを目にしたロジャーが「この世界は何かに奪われた」と気づく場面が描かれるでしょう。

この経験が、ロジャーが後に“世界の真実を知るための旅”を始めるきっかけとなる。

1166話は、ロジャーという男が「海賊王」ではなく“探求者”として動き出す瞬間を描く転換回になると予想します。

 

ガープの選択と沈黙の決意

一方で、ロジャーと共に戦ったガープもまた、1166話では重大な決断を迫られることになります。

世界政府はゴッドバレーの惨劇を「海賊間の抗争」として処理し、真実を闇に葬ろうとします。

イム様と五老星はガープを呼び出し、「ロックスも、イムも、何も見なかったことにせよ」と命じるでしょう。

ガープは抵抗するも、真実を語れば自分だけでなく仲間も粛清されることを悟る。

結果として、ガープは沈黙を選び、“正義”という名の下で自分を封じることになります。

それが後に「ロックス事件を語らない英雄」という立場へとつながる。

この沈黙こそが、ガープの人生最大の苦悩であり、後にルフィに託す“自由”への対比として機能するでしょう。

 

イム様が作り出す“神の血族”

1166話では、イム様が再び登場し、ロックスの死体を前に冷ややかに語るシーンが描かれる可能性があります。

「この血は消えぬ。ならば、神の血で覆えばいい。」

イム様はロックスの血を解析し、そこから“Dの力”を模倣する存在を生み出そうと動くでしょう。

それが後の“天竜人”や“神の騎士団”に繋がる原点。

このとき、五老星の若き姿も描かれるかもしれません。

彼らはまだ人間でありながら、イム様の黒転によって“不死の忠臣”へと変わっていく過程。

このシーンは、世界政府の誕生と“神の系譜”の始まりを描く歴史的な一幕になるはずです。

 

ティーチとエリスの旅立ち

一方、ゴッドバレーを脱出したティーチたちは、くまの力によって新たな島に流れ着いているでしょう。

エリスは傷ついたティーチを介抱しながら、「あの黒い王はなぜ笑っていたの?」と問いかけます。

ティーチは無言のまま夜空を見上げ、「自由に生きたかったんじゃねぇのか」と答える。

この短い会話が、ティーチの価値観の原点になる。

そして最後に、ティーチが拾った“奇妙な果実”を見つめる描写が入るかもしれません。

それが後に“ヤミヤミの実”となる伏線。

ロックスの残した“闇”が、世代を超えてティーチの中に息を吹き返す。

まさに“Dの意志”の闇の継承です。

 

ロジャー海賊団結成の序章

1166話の終盤では、ロジャーがゴッドバレー事件後に新たな船を造り始める場面が描かれると予想します。

戦場で出会った若者たち――レイリー、スコッパー・ギャバン、そしてまだ少年のクロッカス。

彼らと出会い、ロジャーは「世界の秘密を見に行こう」と宣言する。

「海賊王」への第一歩、それが始まる瞬間です。

この描写によって、ロジャーという人物が“世界の裏側”を知る存在として物語の核心に近づき始める。

そして、Dの意志を“笑い”として受け継ぐ者になる。

この時点で、ワンピースの世界が「悲劇から希望」へと転じていく。

 

過去が終わり、未来が動き出す

ワンピース1166話は、“ゴッドバレー編”の終幕であり、“Dの夜明け編”の始まりになるでしょう。

ロジャーは真実を求めて海へ出る。

ガープは沈黙を選び、イム様は新たな支配を築く。

そしてティーチは、闇の中で己の王道を見つけ始める。

全員がロックスという“滅びの王”の残響を抱えて、それぞれの道を歩き出す。

1166話は、“D”という文字の意味を最も象徴的に描く回になるはずです。

ロックスが死んでも、意志は死なない。

そしてその炎は、時を超えてルフィへ――。

 

まとめ

ワンピース1165話は、“世界の夜明け”へと繋がる歴史の分岐点になる回です。

ロックスは黒転支配の呪縛の中でなお「自由」を貫き、最後にロジャーとガープへ「自分を討て」と託す。

その一言が、“Dの意志”という血の炎を次の世代へ繋ぐ導火線となるでしょう。

イム様はロックスの死を利用し、新たな支配体制を築こうと動き始める。

その裏で、ティーチは逃亡の中で“黒ひげ”としての覚醒の兆しを見せるはずです。

そしてロジャーは、この事件をきっかけに「世界の秘密」を探る航海に出ることになるでしょう。

ゴッドバレー事件の終焉と共に、“D”の物語は新たな章へ。

ワンピース1165話は、過去と未来が交差する“継承”の物語の核心に迫る回になるでしょう。

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