「ワンピース」1167話は、ハラルド、シャンクス、ロキという三つの物語が過去と現在を行き来しながら描かれ、世界の裏側がまた一段深まった回でした。
ハラルドは巨人族の罪を背負い、両角を折った覚悟を見せた直後に世界政府から“神の従刃”という役職を与えられます。
一方、ロジャー亡き後の時代では、シャンクスが“フィガーランド・シャンクス”として神の騎士団に在籍していた事実が明かされ、タイガー救出のために政府を裏切る決断をしていたことが分かります。
そしてエルバフでは、育ての母であるイーダを守るためにロキが動き出し、愛情の深さと巨人族の複雑な関係が浮き彫りになりました。
三者三様の選択が重なり、物語の核心に近づく気配が強まった一話だと感じます。
「ワンピース」1166話ネタバレ確定>>
「ワンピース」1166話考察

ワンピース1166話は、ただ過去の事件を描いた回ではありませんでした。
むしろ今のワンピース最終章につながる伏線が静かに浮かび上がった回です。
ガープとロジャーの全力の一撃を受けても即死しなかったロックスは、強さだけで説明できない異質さがあります。
何を目指し、どこまで世界の秘密に触れていたのか。
そしてガーリング聖が静かにトドメを刺したという事実は、ロックスの存在が天竜人にとって「放置できない危険因子」だった証そのもの。
ロックスの死は静かでしたが、物語全体に落とされた影は大きいままです。
シャンクスの赤い双子が語る運命の対比
今話最大の衝撃が、宝箱から救われた赤ん坊シャンクスの真実でした。
双子で生まれ、片方は海賊王ロジャーに拾われ、もう片方は天竜人として育てられる──この極端な対比は偶然ではありません。
シャンクスがなぜ五老星と直接対話できるのか。
なぜ海賊でありながら支配側とも接点を持つのか。
その謎の根底に、今回の「双子」という設定が深く絡んでいると考えられます。
シャンクスとシャムロックの存在は、最終章で大きな意味を持つ運命の二分岐になるでしょう。
ドラゴン投獄の裏にある革命の種
ドラゴンが投獄されたシーンは、彼の人生の大きな転機を描いた瞬間でした。
市民を救っただけで処罰される理不尽さは、海軍という組織の歪みを象徴しています。
ドラゴンはこの出来事で、天竜人の残酷さと海軍の限界を理解し、世界そのものを変えたいという決意を強めたはずです。
この場面こそが、後の革命軍ドラゴンの原点。
つまり、ルフィが今向き合っている自由 vs 支配のテーマの根っこは、この瞬間から始まっているのです。
ハラルドが角を折った理由に潜むエルバフの秘密
最後に描かれたのが、エルバフのハラルドの異様な行動。
巨人族が自ら角を折る行為は、誇りを捨てる覚悟や、深い後悔、あるいは古いしきたりを破る決別の儀式でもあります。
ロックスの死を知った直後に行われていることから、ハラルドとロックスは単なる敵味方ではなく、もっと深い因縁を持っていた可能性が高いです。
エルバフは最終章の重要舞台。
ここでロックスに強く反応する人物が現れたことは、ロックスと巨人族のつながりという新たな伏線を示しているように感じます。
未来の序章
- ロックス
- ロジャー
- ガープ
- ドラゴン
- シャンクス
- 天竜人
- エルバフ
これらの線が、今回の1166話で静かにつながりはじめました。
過去編の装いをしつつ、内容は完全に未来へ向けた伏線の再配置。
1166話は、ワンピース最終章の核心へじわりと踏み込んだ、非常に重要な一話と言えます。
「ワンピース」1167話ネタバレ
ワンピース1167話は、前話1166話のラストで両角を折り、巨人族が長い間抱えてきた罪を背負う覚悟を示したハラルドの今後の姿から始まります。
ハラルドはその行動をきっかけにイムから「神の従刃」という役を与えられることになりました。
神の騎士団より一段下の位とはいえ、世界政府の刃として重要な役目です。
過去には軍子もこの役職に就いていたようで、従刃は表には出ない裏の戦力といった立場だと感じます。
ハラルドはこの時から正式に世界政府の戦力として組み込まれ、海軍との協力任務を受け、世界政府のために動く生活が始まります。
その中のひとつに濃霧地帯での海賊拿捕任務がありました。
この濃霧地帯は後に麦わらの一味とゲッコー・モリアが対決したあの場所で、ハラルドが暴れ回った跡が残っていることが語られています。
霧の中で現れては海賊を次々に沈めていったことから、ハラルドは次第に「霧の怪物」と呼ばれる存在になっていきました。
巨人族の圧倒的な体格と戦闘力がそのまま伝説のような恐怖となり、海賊たちに語り継がれたのでしょう。
「ワンピース」1167話ネタバレ|ロジャー亡き後、シャンクスはフィガーランド・シャンクスへ
場面は現在から20年前へと移ります。
ロジャーは処刑され、世界は大海賊時代へ突入した頃。
海軍は巨大化する海賊勢力に対抗するため、巨人族の入隊を正式に許可することになったようです。
これは海軍の戦力強化としては当然の方針ですが、巨人族が政府の側に立つというのは本来非常に珍しいケースだと感じます。
そしてこの時からさらに5年。
宝箱から救われ、ロジャー海賊団の船で幼少期を過ごしたシャンクスは、ロジャーの死後なんと フィガーランド・シャンクスという本名で神の騎士団に所属している 姿が描かれます。
左目には包帯が巻かれており、ティーチとの因縁がすでに始まっていた可能性も匂わせています。
しかし衝撃なのは、シャンクスが神の騎士団へ入った本当の理由です。
その目的は フィッシャー・タイガーの解放 でした。
天竜人の奴隷として捕らえられていたタイガーを救うため、シャンクスは世界政府内部へ潜り込むという危険な選択をしていたようです。
そしてその結果、神の騎士団という立場を捨ててまでタイガーを解放し、世界政府を裏切る形となりました。
この一連の流れは、シャンクスが政府側に見える行動と海賊としての自由の間を揺れ動いていた背景に深く関わっているように見えます。
「ワンピース」1167話ネタバレ|ロキはイーダを唯一の母と宣言する
最後はエルバフの過去が描かれます。
ハイルディンの実の母であり、ロキの育ての母でもあるイーダが、エストリッダの故郷で毒を盛られるという事件が発生しました。
エストリッダは実の子であるハイルディンにもまともな愛情を向けず、母親としての責任を放棄した人物でしたが、イーダは正反対です。
イーダは血のつながりに関係なく、ロキを自分の子として育て、愛情を惜しみなく注いできました。
その思いはロキにも深く届いていたようで、イーダが毒を盛られたと知ったロキは怒りに震え、報復としてエストリッダの村を襲撃します。
そしてロキは堂々と宣言します。
「母はイーダだけだ」 と。
エルバフ編で垣間見えたロキの優しさと真っ直ぐさが、今回の描写でより強く浮かび上がった印象です。
ロキはただの王族ではなく、愛情に応えたいという気持ちを持ち続けている戦士なのだと感じます。
「ワンピース」1167話ネタバレまとめ
1167話は、ハラルド・シャンクス・ロキという3者の過去と行動がひとつにつながり、物語の流れが大きく動いた回でした。
ハラルドは巨人族の罪を背負う覚悟を示し、世界政府の従刃となることで責任を取り、世界の秩序の側に立つ道を選びました。
シャンクスはロジャーの死後、神の騎士団へ入りながらもフィッシャー・タイガー救出のために政府を裏切る選択をしました。
ロキはイーダを守るために報復へ動き、血より深い育ての愛情を選びました。
どの人物も立場は違いますが、自分の信じる道を選ぶ瞬間が描かれており、最終章に向けて重要な角度から世界の真実が見えてきた一話になっていると感じます。
「ワンピース」1168話展開予想

1168話では、ハラルドが世界政府の従刃となった直後の任務がさらに描かれる可能性があります。
1167話では濃霧地帯での拿捕任務が語られていましたが、続く1168話ではその任務の本当の目的が明かされる展開も考えられます。
世界政府は海賊を捕まえるだけではなく、濃霧地帯に隠されたある存在を調査させていた可能性があります。
あの霧の濃さと異様な環境を考えると、単なる海賊掃討よりも背後に不都合な秘密があっても不思議ではありません。
ハラルドはただの従刃として働いていたつもりが、知らないうちにイムの思惑に巻き込まれていた。
そんな構図が浮かび上がってもおかしくない雰囲気があります。
ハラルド自身は従属を選んだつもりでも、巨人族の運命はすでに世界政府の手の中にあるのかもしれません。
「ワンピース」1168話展開予想|シャンクスがフィッシャー・タイガー救出後に下す決断
1167話で明かされたシャンクスの大きな裏側。
神の騎士団へ所属した理由は、タイガーを救うためでした。
1168話では、その後のシャンクスの立場が大きく揺れる展開が予想されます。
神の騎士団は裏切りを絶対に許さない組織です。
タイガーを逃がした時点でフィガーランド・シャンクスは死んだも同然。
政府はシャンクスを背後から消そうとしても不思議ではありません。
しかし、現実にはシャンクスは生き延びている。
そして今のシャンクスは世界の均衡を守る存在として動いています。
ここで生まれる疑問はひとつです。
「シャンクスはなぜ政府から追われなかったのか?」
1168話で語られる可能性が高いのは、この特別扱いの理由です。
●イムがシャンクスだけは利用価値があると判断した
●フィガーランド家の血筋が関係している
●天竜人内部にシャンクスを守る者がいた
このどれもが現実味を持っています。
シャンクスが「なぜ四皇という立場まで許されたのか」──その答えに近づく回になるかもしれません。
「ワンピース」1168話展開予想|イーダ毒殺事件の裏で動く巨人族の政治
ロキがエストリッダの村を襲った後、1168話では巨人族内部の政治的な動きが急速に進む可能性があります。
イーダが毒を盛られた事件は、単なる個人的な恨みではなく、巨人族内部の派閥争い・エルバフの支配構造の変化が背景にある可能性が高いです。
ロキはイーダを母として認めていますが、王族としてこの事件にどう向き合うのかが問われます。
ロキは怒りで村を襲いましたが、次に必要なのは処罰と統治です。
エルバフをまとめる立場として、ロキがどのような判断を下すかが1168話の焦点になりそうです。
さらに、ハラルドの「両角を折る」という伝統的な謝罪行動が前話で描かれたように、巨人族には古い慣習が数多く存在しています。
イーダ毒殺の件で、その慣習や族内規律が掘り下げられる可能性もあります。
「ワンピース」1168話展開予想|濃霧地帯とモリアをつなぐ伏線が動き出す
濃霧地帯は、モリアのホラーハウスの原型ともいえる場所でした。
ハラルドはここで暴れ、「霧の怪物」と呼ばれていました。
ここに来て伏線が一気につながり始めています。
●ハラルドが暴れた霧の海域
●モリアが根城に選んだ場所
●霧の中に存在する何か
1168話では、この霧の海域に隠された異常が描かれるかもしれません。
・古代兵器関連?
・イムの権能の残滓?
・巨人族や政府が封じた何か?
どれもあり得るほど、エルバフ編は情報が多くなりつつあります。
ハラルドの過去、モリアの拠点、そしてイム。
この三者が霧というテーマで結びつくと、物語全体の深みが一気に増す展開になりそうです。
「ワンピース」1168話展開予想まとめ
1168話は、過去と現在が複雑に絡み合いながら、物語の核心へ向かう動きが強まりそうな回だと感じます。
●ハラルドの従刃としての任務の真相
●シャンクスが神の騎士団を離れた本当の後始末
●巨人族内部で広がるイーダ毒殺事件の余波
●濃霧地帯が抱える隠された秘密
それぞれが独立した話ではなく、背後でひとつの大きな流れに向かっています。
エルバフ編は巨人族の歴史では終わらず、
●天竜人
●イム
●神の騎士団
●フィガーランド家
●古代の伏線
すべてにつながる可能性があります。
1168話はその扉がさらに開く回になりそうです。
まとめ
「ワンピース」1167話は、見える立場と本当の意志が大きく食い違うキャラクターたちの姿が印象的でした。
ハラルドは罪を受け入れるために従刃となり、世界政府の刃として動く道を選びます。
シャンクスは神の騎士団の一員でありながら、タイガー救出を優先して政府に背を向けるという危険な選択をしました。
ロキは育ての母イーダを守るために行動し、血より深い絆を示しています。
どの行動もまっすぐでありながら、必ずしも正解が一つではないという「ワンピース」らしい複雑さがありました。
エルバフ編は過去の真実を掘り下げながら、最終章の核心へ向かって静かに進んでいるように感じます。


コメント